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葬儀コラム

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家族葬とは?流れ・費用相場・メリットデメリットをやさしく解説

家族葬の供花のイメージ

家族葬とは、家族・親族と、特に親しい方だけでお見送りする葬儀のことです。参列者は10〜30名程度が目安で、式の内容は一般葬と同じく通夜・葬儀告別式を2日間かけて行います。

「小さい葬儀」ではなく、参列範囲を絞った葬儀というのが正確な理解です。この記事では、家族葬の流れ・費用・メリットデメリット・向いているケースを、はじめての方にもわかるよう順に解説します。

家族葬の定義と一般葬との違い

家族葬と一般葬を比べるイメージ

家族葬に法律上の定義はありませんが、実務では「喪主が参列をお願いした方だけで行う葬儀」を指します。一般葬が訃報を広く知らせて参列を受け入れるのに対し、家族葬は範囲を限定して案内します。

比較項目家族葬一般葬
参列範囲案内した近親者中心(10〜30名目安)会社・ご近所まで広く(50名以上も)
式次第通夜・葬儀告別式(2日間)同じ
費用の傾向変動費(料理・返礼品)が少ない変動費が多いが香典収入もある
ご遺族様の負担会葬対応が少なく故人様と向き合える受付・挨拶など対応が多い
事後対応呼ばなかった方への報告・弔問対応が必要少ない

表のとおり、家族葬と一般葬の本質的な違いは参列範囲だけです。式の中身が簡素になるわけではありません。

家族葬が主流になった背景と費用相場

葬儀形式の割合を示すイメージ

家族葬は、いまや葬儀形式の中で最も多く選ばれています。鎌倉新書が2026年に実施した全国調査では、過去2年以内に喪主を務めた40歳以上の男女2,000人に、葬儀の実態が調べられました。

参列者を広く招く一般葬に比べ、家族葬の費用は平均で25万円ほど低い水準です。ただし、これは香典収入を考える前の総額です。次の費用の章で、実質的な負担の考え方を説明します。

家族葬の流れ|2日間のスケジュール

2日間の流れを表す時計のイメージ

家族葬の流れは、一般葬と同じです。標準的には、逝去から収骨(しゅうこつ:火葬後にお骨を骨壺へ納めること)まで次のように進みます。

  • 逝去当日〜前日:お迎え・安置、葬儀社との打ち合わせ、親族への連絡、納棺
  • 1日目:夕方から通夜(1時間程度)、その後に通夜振る舞い
  • 2日目:午前〜昼に葬儀・告別式(1時間程度)、お別れ・出棺
  • 火葬(拾骨まで2〜3時間)、繰り上げ初七日、精進落とし

東京23区では、火葬場の予約状況により、逝去から通夜まで数日空くことがあります。その間の安置場所(面会できるか、付き添えるか)は、家族葬では特に大切な時間になるため、式場選びとあわせて確認してください。

以下の記事ではご逝去から葬儀・納骨までの日程と手続きについて、詳しく解説しています。

亡くなってからの流れ

家族葬の費用|安くなる部分と変わらない部分

家族葬の費用の見積書

家族葬の費用で誤解が多いのは、「人数が少ない=総額が半分になる」わけではない点です。費用は、人数で動く部分と、人数に関係なく発生する部分に分かれます。

区分主な費目
安くなる部分(人数で動く)料理・返礼品などの変動費、規模に応じた式場・祭壇
変わらない部分(人数と無関係)搬送・安置・棺・火葬料金・宗教者への謝礼

さらに、香典を辞退する家族葬では香典収入がないため、一般葬との実質負担の差は、見た目の総額差より小さくなることがあります。総額だけでなく、香典収入まで含めて考えることが、費用を正しくつかむコツです。

以下の記事では火葬料金と助成金27,000円の申請手順について、詳しく解説しています。

東京23区の火葬料金と助成金

家族葬のメリットとデメリット

メリット・デメリットの注目点

家族葬の長所と短所は、いずれも「参列範囲を絞る」ことから生まれます。両面を理解して選ぶことが大切です。

メリットデメリット
会葬対応に追われず、故人様とのお別れに時間を使える呼ばなかった方から「お別れしたかった」と言われることがある
気心の知れた方だけで、涙も笑い話も遠慮なく共有できる葬儀後の弔問が続き、対応が長引く場合がある
料理・返礼品などの変動費を抑えやすい香典収入が見込めない
高齢のご遺族様の体力的な負担が軽い訃報の伝え方を誤ると親族間の行き違いが生じる

デメリットの多くは、参列範囲の線引きと、事後の伝え方に起因します。つまり、設計の段階で防げるものがほとんどです。次の章で、その設計のポイントを整理します。

後悔しない家族葬の3つの設計ポイント

家族葬の設計ポイントのイメージ

家族葬を行ううえで、後悔しないためのポイントを3つまとめました。家族葬を検討する際は、事前に以下のポイントを確認しておくことをおすすめします。

1. 参列範囲は「故人様との関係」で線を引く

家族・親族・故人様が特に親しくしていた友人、と基準を決めて一貫させると、後から説明がつきます。迷う相手は「呼ぶ」に倒すほうが、後悔は少なめです。

2. 呼ばない方への伝え方を決めておく

訃報を事前に知らせる場合は、「家族葬にて執り行います。誠に勝手ながらご参列・ご香典は辞退申し上げます」と明記します。事後に知らせる場合は、四十九日前後に挨拶状で報告するのが一般的です。

3. 菩提寺への相談を忘れない

菩提寺がある場合、家族葬で行うこと自体は問題ないことが多いものの、事前の一報がないと心証を損ねることがあります。日程が決まる前に、連絡しておいてください。

以下の記事では菩提寺がない場合のお寺手配とお布施の相場について、詳しく解説しています。

板橋区・荒川区で「菩提寺がない」とお困りの方へ|法事・法要のお寺手配と、お布施の相場・マナーを徹底解説

家族葬に関するよくあるご質問

よくある質問

家族葬をご検討されている方からよくいただく質問を以下にまとめました。ぜひ参考にしてください。

人数に上限はある?

上限はありません。一般に10〜30名程度が多いものの、40〜50名の家族葬もあります。人数より「案内した方だけで行う」ことが、家族葬の本質です。

会社へ参列辞退を伝える際はどうすればよい?

忌引き連絡の際に、「家族葬のため、参列・香典・供花はご辞退申し上げます」と添えるのが定番です。会社関係の弔問を受けるかどうかも決めて伝えると、双方が迷いません。

香典は辞退してもよい?

辞退するかどうかは自由です。辞退する場合は案内状に明記し、それでも持参された場合は、一度辞退の意を伝えたうえで、固辞されればありがたく受け取るのが角の立たない対応です。

一日葬・直葬との違いは?

家族葬は通夜を行う2日間の形式です。通夜を省くのが一日葬、式自体を行わないのが直葬で、参列範囲ではなく式の構成が異なります。

一日葬、直葬については以下の記事で詳しく解説しています。

一日葬の特徴

直葬(火葬式)をご検討の方へ

板橋区・荒川区の火葬場を予約する際の注意点は?

火葬場(戸田葬祭場・町屋斎場)の予約状況で日程が動くこと、利用する火葬場で実費が変わることの2点に注意します。1日1組で使える会館を選ぶと、他家を気にせず過ごせます。

板橋区・荒川区の家族葬のご相談は「自由なお葬式」へ

故人と家族に寄り添うイメージ

家族葬は、式を簡素にする葬儀ではなく、大切な方だけで故人様とゆっくり向き合う葬儀です。うまくいくかどうかは、参列範囲の線引きと、呼ばない方への伝え方をどう設計するかで決まります。私たちは、その設計から当日の運営まで、一貫してお手伝いします。

直営の会館は2か所です。いずれも1日1組でご利用いただけます。設備や広さは、会館ページからご覧ください。

自由なお葬式 大山駅前(板橋区):東武東上線「大山駅」北口から徒歩3分 会館ページを見る

自由なお葬式 町屋(荒川区):京成本線「新三河島駅」から徒歩3分 会館ページを見る

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