身内が亡くなってからの流れは、逝去当日の搬送・安置から、打ち合わせ・納棺、通夜、葬儀・告別式・火葬、葬儀後の手続き、四十九日・納骨まで、大きく6つの段階で進みます。
身内を亡くしたばかりのときは、何から手をつければよいか分からず、当然とまどってしまいます。それでも、順番が分かっていれば、落ち着いて動けるはずです。
この記事では、全体の日程と、段階ごとにやること・決めることを解説します。
全体の日程早見表

まずは、全体の流れを日程表でつかんでおきましょう。通夜までの日数は、火葬場の予約状況で変わります。
| 段階 | 時期の目安 | 主にやること |
|---|---|---|
| ① 逝去当日 | 当日 | 死亡診断書の受け取り、葬儀社へ連絡、搬送・安置 |
| ② 打ち合わせ | 翌日〜 | 形式・日程・費用の決定、訃報連絡、納棺 |
| ③ 通夜 | 逝去2〜7日後 | 通夜式、通夜振る舞い |
| ④ 葬儀・火葬 | 通夜の翌日 | 告別式、出棺、火葬・収骨、繰り上げ初七日 |
| ⑤ 葬儀後の手続き | 〜14日 | 死亡届(7日以内)、年金・保険(14日以内)ほか |
| ⑥ 四十九日・納骨 | 49日目まで | 忌明け法要、納骨、香典返し |
※東京23区では、火葬場の予約状況により、通夜まで数日から1週間近く待つ場合があります。
① 逝去当日|最初の24時間にやること

病院で亡くなった場合、医師から死亡診断書を受け取り、看護師によるエンゼルケア(清拭)が行われます。病院の霊安室にいられるのは数時間ほどです。その間に葬儀社へ連絡し、寝台車でのお迎えを依頼します。
病院から紹介される葬儀社に、必ずしも頼む必要はありません。搬送だけ頼んで葬儀は別の会社に依頼することも、最初から希望の葬儀社を呼ぶことも自由です。
自宅で亡くなった場合は、対応が分かれます。かかりつけ医がいれば、連絡して死亡診断をもらいます。かかりつけ医がいなく、突然亡くなった場合は、警察へ連絡し検視の対象になります。この場合、警察の確認が済むまで、ご遺体を動かしてはいけません。
搬送先の安置場所は、自宅か葬儀社などの安置施設から選びます。都市部では、住宅事情から安置施設を選ぶ方が多数派です。この日に決めるのは「葬儀社」と「安置場所」の2つだけです。形式や費用は、翌日以降に落ち着いて決められます。
安置施設では、面会や付き添いができるかが施設ごとに異なります。依頼のときに確認しておくと安心です。
以下の記事では逝去直後にまず必要な対応について、詳しく解説しています。
② 打ち合わせ〜納棺|決めることを整理する

翌日以降、葬儀社と打ち合わせを行います。決めることは、次のとおりです。
- 葬儀の形式(家族葬・一日葬・直葬など)と参列の範囲
- 日程と式場(火葬場の予約状況とあわせて決定)
- プランと総額の見積もり(火葬料金・安置費用が含まれるか確認)
- 遺影写真、供花・弔電の扱い
菩提寺がある場合は、日程を確定する前に必ず連絡します。並行して、親族や関係者へ訃報を伝えます。納棺は通夜の当日または前日に行う、お別れの大切な時間です。故人様の愛用品を、棺に納めます。
訃報は、まず近い親族へ電話で伝え、そのあと友人・知人や勤務先へ広げます。伝える範囲や順番も、葬儀社が相談に乗ってくれるので安心です。
このとき、役所へ死亡届を提出します。提出の期限は、死亡を知った日から7日以内。死亡診断書と一体の用紙で、提出すると火葬許可証が交付されます。実務では、葬儀社が提出を代行するのが一般的です。
| 「死亡の届出は、届出義務者が、死亡の事実を知った日から7日以内にしなければなりません。」出典:法務省 死亡届 |
死亡診断書は、生命保険や年金など後の手続きで何度も必要になるため、提出前に5枚ほどコピーを取っておきましょう。
③④ 通夜・葬儀・火葬|2日間の流れ

通夜は、一般的に夕方6時前後に始まります。読経・焼香で1時間ほど営み、その後、通夜振る舞いの席を設けます。
葬儀・告別式は、翌日の午前から昼にかけて1時間ほどです。お別れ(お花入れ)ののち、出棺します。出棺のあと、ご遺族様は火葬場へ移動し、火葬に立ち会います。火葬は1〜2時間、収骨(骨上げ)まで含めて2〜3時間が目安。火葬中の待ち時間は、控室で過ごします。
通夜振る舞いは、参列者へのお礼と、故人様をしのぶ会食の席です。精進落としは、火葬のあとに設けることが多くなっています。
近年は、火葬後に式場へ戻り、繰り上げ初七日法要と精進落としを行って解散する流れが主流です。当日の細かな作法は、通夜・告別式・火葬場の各マナー記事で解説しています。
⑤ 葬儀後の手続き|期限別に進める

葬儀のあとは、期限のある手続きから順に進めます。おもなものを、期限ごとに整理した一覧です。
| 期限 | おもな手続き |
|---|---|
| 14日以内 | 年金の受給停止、健康保険・介護保険の資格喪失、世帯主変更 |
| 速やかに | 公共料金・携帯電話などの名義変更・解約、生命保険の請求 |
| 2年以内 | 葬祭費・埋葬料の申請(国保・後期高齢者医療の葬祭費は板橋区・荒川区とも区役所へ) |
| 3か月〜3年 | 相続放棄(3か月以内)、相続税申告(10か月以内)、相続登記(3年以内) |
手続きは種類が多く、一度にすべては進みません。期限の近いものから片づけると、迷わずに済むはずです。市区町村には、必要な手続きをまとめて案内してくれる窓口を設けているところもあります。
葬祭費は、申請しないと支給されません。亡くなった方の銀行口座は凍結されるため、当面の支払いにあてるお金は、ご遺族様の側で確保しておくことも覚えておきましょう。
⑥ 四十九日・納骨|ひとつの区切り

四十九日法要は、忌明けの節目です。納骨、本位牌への切り替え、香典返しが、この時期に重なります。本位牌は、四十九日の法要で、白木の位牌から切り替えるのが一般的です。
本位牌の製作には日数がかかるため、法要の2週間前までに手配するのが安心です。納骨の時期に決まりはなく、四十九日にこだわらず、一周忌までに行う家もあります。
四十九日を過ぎると、一周忌、三回忌と法要が続きます。香典返しは、いただいた香典の半分ほどを目安に、忌明け後にお返しするのが一般的です。
ここまで進めば、葬送の一連の流れはひと区切りです。悲しみが後から強まることも自然なこと。無理のないペースで進めてください。
以下の記事では四十九日以降の法要や年忌のことについて、詳しく解説しています。
よくある質問

深夜でも葬儀社はすぐ対応してくれる?
深夜に亡くなっても、朝まで待つ必要はありません。葬儀社は24時間連絡を受け付けており、深夜でもお迎えにあがれます。病院の霊安室の都合もあるため、早めの連絡が安心です。
通夜までに面会できる?
葬儀まで日が空く場合の面会は、安置施設によります。面会・付き添いができる施設を選べば、通夜までの間も故人様と過ごせます。依頼のときに確認しましょう。
死亡届は葬儀社が代行提出してくれる?
死亡届は、葬儀社が代行して提出するのが一般的です。記入はご遺族様など届出人が行い、書類とあわせて葬儀社へ託します。
火葬を先に行う「骨葬」とは?
日程の都合などで、先にご火葬だけを済ませ、後日あらためてご遺骨で通夜・告別式を営む「骨葬」という形もあります。北海道や東北の一部地域で伝統的に行われている形式ですが、火葬場の予約が取りづらいときの選択肢として、都市部でも選ばれることがあります。
配偶者・父母の忌引きは何日?
仕事の復帰までの目安として、一般的な忌引きは、配偶者が10日、父母が7日、祖父母・兄弟姉妹が2〜3日ほどが目安です。会社の規定によります。
亡くなってからの流れ・葬儀のご相談は自由なお葬式へ

はじめての喪主は、決めることの多さに戸惑うものです。経験豊富な葬儀社に相談すれば、深夜早朝のお迎えから葬儀後の手続きまで、一貫して頼れます。
大山駅前の「自由なお葬式」では、板橋区(板橋・熊野町・仲宿・大谷口・常盤台・志村坂上・成増・高島平ほか)を中心に、隣接する練馬区・北区など周辺エリアの皆さまのご葬儀・葬儀後のお手続きのご相談に対応しております。
「自由なお葬式 町屋」では、荒川区(町屋・荒川・西尾久・東尾久・西日暮里・東日暮里・南千住)を中心に、隣接する足立区・葛飾区・豊島区など周辺エリアの皆さまのご相談を承っております。
深夜早朝のお迎えから葬儀後のお手続きまで、24時間365日の受付体制です。まずはお気軽にお問い合わせください。
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